秋のキャンプツアー2日目。自然の中でのテント泊から、それぞれに目を覚ました5人。
2日目の朝は、朝ごはんづくりの火おこしからスタート!
昨晩の火おこしでも大活躍だった、スギの葉に着火して火種をつくるありちゃんと、まりさん。こだわりが強いありちゃんまりさん親子は、火おこしでも山登りでも、「こうやってみるのがいいよ!」と互いの主張がぶつかりあって、時に喧嘩してるように聞こえる時が何度かありましたが、数分後にはすぐに仲直りしている不思議!1日目から本当に、喧嘩するほど仲がええって、このことやな〜と思ったものでした。笑
朝食は、田歌舎のソーセージを使ったスープと、有さん手作りのパンに焚き火で焼いた鹿肉、ヤギチーズ・みょうがのピクルス・レタスのサンドを。また、昨晩の残りのナメコ入り味噌汁を焚き火であっため、余ったご飯を入れて雑炊に!
みょうがのピクルスに感動していたまりさん。焚き火で焼いて少しふっくらしたパンも美味しいし、自然の恵みと火があるだけで、こんなに豊かでほっとする朝ご飯が楽しめるんだなぁと、私も静かに感動してしまいました。
(昨晩の夕飯の、ナメコ入りお味噌汁の残りを使ったナメコ雑炊。朝からほっと、あったまりました〜)
焚き火とご飯であったまった後は、そばを流れる川で釣りに挑戦!
朝食の余りのご飯つぶと鹿肉の切れ端を餌に、魚がいるポイントに釣り針を投げ込み、餌に喰い付いた瞬間に勢い良くひきあげるありちゃん。1匹!また1匹と、初めてとは思えないペースで肉食の魚・アブラハヤを釣り上げていました!
(ちょうど人数分釣れたアブラハヤは、塩・コショウで炒めて美味しくいただきました!白身がほくほくして美味しかった〜)
すっかりお腹いっぱいになり、テントを畳んで、帰り支度。
帰り路は1日目にルート変更で通ることになった険しい路ではなく、四郎五郎峠という面白い名前の峠をこえて、ゆるやかな路を歩き、佐々里峠を目指しました。
途中、休憩をはさみながらそばを流れる川で魚の手づかみを試みたり、熊の樹皮はぎででボロボロになった木をみつけたり、鹿に食べられない植物ばかりが残った道を通ったり、ミズナラ等が集団死する「ナラ枯れ」に対する、NPO芦生自然学校の取り組みについて教わったりしました。
*ナラ枯れについて(林野庁HP)
また、同じ山道を歩いていても、山の管理者が違うため、左をみればスギの人工林が広がっている一方で、右を向けば様々な種類の植生が広がっている様子がみられたりと、山のリアルをみて学べたキャンプツアーでした。
(腕立て伏せをして川の水を飲む大介さんの真似をする、ありちゃん)
帰り路にも、小さいナメコが群生していた木が少しだけみられたので、11月末頃まで、またナメコ採りのチャンスがあるかもしれませんね〜。
by 今回のキャンプですっかりナメコ目になった、ゆり