師走ですね。雪が降るまでに完成予定だった家畜小屋がいよいよ急ピッチで進んでいます。裏山の間伐材を用いて、全て手刻み、丸太を生かしての建物です。小さな建物ですが、構造材には金物を一切使わない継手だけの構造、技術はいっぱい詰まっています。それを今回(この建物)は私はアドバイスだけで、若いスタッフ達だけで、基礎工事から墨付け、刻みまでチャレンジしてもらっています。少々のミスは織り込み済み、今まで伝えた事を思い出しながら、悩みながら私の手を借りずに完成までたどり着いて欲しいですね。

排水、水道工事は相変わらず私が担当しました。技術的には簡単な事なんだけど、塩梅とか加減仕事って意外と難しいのかな。こういった技術こそ生きる力的には重要なんですけどね〜。

今年は私に農業全般の管理も戻ってきまして、、去年までは学びたいスタッフ達に主導権を渡していまして・・。
で、数年ぶりに自分に戻ってきたからには失敗するわけには行かないぞ、と気合いも入っていましたけど、ま、久々オールシーズン農業に向き合ってみて、改めて畑の面白さを感じました。
今は冬野菜がどんどんと育ち収穫を待つばかり、まさに収穫の秋、食欲の秋。
いや田歌舎の場合は「食材の秋」ですかね。
めちゃくちゃ充実してますよ。

そんな農業に毎月力を貸してもらっている清華大学の新しい学生達の3週連続のワークも始まりました。鳥の屠殺や狩猟体験などを通して、大きな学びと経験を得てくれている感じ。また彼らの何人かが、春からも月一でワークにきてもらうことになるのかな。

やっぱる田舎暮らしには「猫の手」も必要なので、大きな力ですよ。

では、今回はここまでで。

今までスタッフ任せだったブログですが、

これからぼちぼちと私から田歌舎の日常を報告して行きたいと思います。

田歌舎 代表 ふじわらほまる